医院ブログ-下北沢たねいち歯科医院

たねいち歯科医院

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医院ブログ

■No.10■予防できるものは、みずから予防する時代に

2014年4月11日

  今の地球は半世紀前とは違っています。大気汚染、化学物質、環境ホルモン、農業、人工添加物等、人体にとってありがたくないものが溢れています。野菜の栄養分も昔とはずいぶん違っています。見た目のきれいな野菜ばかりですが、栄養価はかなり低くなっています。もしかすると健康的と言われる食べ物でさえ、人間の身体をつくり維持するには充分でないかもしれません。
 まして現代人はインスタント食品や加工食品ばかり食べたがります。そして、そこで不足した栄養分を、ドリンク剤やサプリメントで補充するというありさまです。
 しかし、現代の環境がそうなのですから仕方がありません。身体に必要であり、不足しているものは補充しましょう。弱い身体よりは強い身体をつくりましょう。その一部として、歯も、より強いものにしていきたいものです。それを補充してくれるのがキシリトールとフッ素です。いま最も簡単で、信頼性の高い方法です。何もむずかしいことをしなくて済みますし、苦痛もなく、努力も必要ありません。
 現代は治安も悪くなり、自分達の組織は自分達で守る時代です。自分の家族は自分達で守らなければなりません。それと同じように自分の健康も自分で守るのです。これからは医療保障も万全ではありません。今後ますます予防できる病気はしっかり予防すべき時代であるということです。将来は予防できる病気の治療には健康保険で治療を受けられない時代がくるかも知れません。

カテゴリー:院長エッセイ

■No.09■いまや、「国民総歯周病」の時代の到来です。

2014年4月11日

  今から30年程前、私が歯科大学の学生だった頃は、大学には歯周病科という講座はありませんでした。それ以前は歯槽膿漏(しそうのうろう)は不治の病で、いよいよ噛めなくなった歯は抜歯して入れ歯を入れることが治療であり、老人と呼ばれる年齢の人達は、ほとんどが入れ歯をしていました。その頃の歯科医は入れ歯が上手でなければ名医と呼ばれませんでした。逆に抜歯と入れ歯が上手であれば名医になれたのです。
 今は”8020運動”も定着し、「80才で20本の歯を残そう」という時代です。しかし歯科医療技術の進歩や歯科医の認識の変化にもかかわらず、歯周病は自覚症状が出にくく、また歯科医は恐ろしくてできればいきたくないという風潮があるからでしょう。
 しかし、このままではいけません。日本国民はもう少し歯周病に対する認識を高める必要があります。最近の食習慣は、歯にとって決して良いものではありません。インスタント食品、スナック菓子等が若者に好まれています。生野菜や繊維質の豊富な食品は嫌われ気味です。また、ストレス社会のため、唾液の分泌量が低下して口腔乾燥を引き起こしたり、食いしばり、咬みしめ等、歯周病の間接的な要因となることも増えています。
 歯周組織の破壊を食い止めるには、日常の予防がいちばん大切です。破壊されてしまった組織は100%もとに戻ることはできないからです。歯周病の怖さとともに、予防の大切さをしっかり認識していただければと願っています。

カテゴリー:院長エッセイ

■No.08■「インプラント」はごく自然な選択肢になりました。

2014年4月11日

  世界的に見ますと、インプラント治療も一般的な、普遍的な治療になってきました。今風に言いますと、グローバル・スタンダードといったところでしょうか。ただし、日本でのインプラントの普及率はヨーロッパ各国、アメリカ、南米諸国、お隣の韓国の次ぐらいなのです。歯科医の間で、インプラント治療は良いとか悪いとか言っているうちに、諸外国に少し遅れをとってしまったような気がします。日本の医療は全般にわたって厚生労働省の厚い壁がありますから、しょうがないことなのかも知れません。
 私自身は、インプラント治療はこれからの歯科医療に欠かせないものと思い、25年前から治療に取り入れてきました。当時のインプラントは耐用期間が5年~10年しかなく、永久的なものではありませんでした。しかし、ちょうどダメになってくる頃に、現在のタイプのインプラントが開発されましたので、私の患者さんたちは、インプラントを入れ替えることによって、取りはずしの入れ歯を使わずに済んでいるのです。
 もしろん、すべての患者さんがインプラント治療を希望する訳ではありませんので、あくまでも治療の選択肢の一つとお考えください。
 最近のインプラント治療は、これまでの「機能回復のためのインプラント」から「機能回復プラス審美回復」に移行してきました。
 当然、高水準の医療技術を要求されますから、全国の歯科医も必死になって勉強とトレーニングを積んでいる状態です。

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■No.07■レーザーに対する私の考え

2014年4月11日

  歯科医学の進歩とともに、治療器具や材料も日々進歩し続けています。なるべく苦痛を少なくし、早く治るように、大学の研究室やメーカーの研究班が開発を続けています。
 最近注目されているのは、レーザーでしょうか。
皮膚科や美容外科では随分以前から使われていましたが、最近歯科治療にもいろいろ応用されてきています。 レーザーと言っても、ヤグレーザー、CO2レーザー、半導体レーザー等いろんな種類があり、それぞれに特徴を持っています。
 レーザーはすばらしい治療器具ではありますが、魔法の器具ではありません。やはり出来る事とできない事があります。今まで行われてきた治療に対して補助的な役割をたすものです。大変高価な機械ですが、なければ絶対治療が出来ない、というものではありません。すべての歯科医院に備わっているわけではないのです。
 私は、「レーザーは単なる治療の道具」という考えですから、レーザーを使用したから特別な費用をいただく、という考えは持っていません。しかし、治療効果や苦痛の程度においては従来の治療法より優れたところが多々あるのも事実です。危険性はほとんどありませんし、歯科医にとっても、患者さんにとっても、大変ありがたいもの。これからどんどん普及していくでしょう。

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■No.06■口臭予防は、お口のエチケットの第一歩。歯の根本的治療が最優先課題です。

2014年4月11日

  口臭の原因は、口腔内に存在するケースが圧倒的に多いため、歯科医が率先して口臭治療を行うべきであると考えます。欧米では、昔から自分の口臭に対して注意を払い、口の中のケアを心がける習慣がありますが、日本には、顔と顔をつけるとか、気軽にキスをすると言う習慣がないせいか、口臭に対する気遣いが不足している人が多い気がします。
 外国人からは「日本人の口は臭い」と言われることがよくあるそうです。確かに、電車にのっていて、それほど近い距離にいるわけでもないのに、強い口臭を感じることが時々あります。人間の体や息は無臭ではありませんが、他人に不快感を与えるような口臭は病気だと言えます。
 人間の嗅覚は敏感でありながら、大変慣れやすいものでもあります。住み慣れた家の臭いは自分では感じませんが、初めての来訪者は臭いを感じるでしょう。それと同じように、自分の体臭や口臭は、自分では慣れてしまっているために感じにくいものなのです。
 起床時口臭、緊張時口臭、加齢による老人性口臭は、生理的口臭ですから、通常の歯磨きやうがいで充分取り除くことができます。飲食物による口臭、飲酒やニンニク臭などは、血中濃度が減少すれば自然に消えてしまいます。
 真の口臭というのは「歯周病」が代表的ですが、主に口腔内の疾病と舌苔によるものです。
 歯周病や舌苔が原因の口臭は歯周病の改善や舌苔の清掃で消していくことができます。お気軽に歯科医に相談されるとよいでしょう。

カテゴリー:院長エッセイ

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