歯周病の予防の歯磨きの仕方!!
こんにちは!今回のブログを担当する歯科医師の忠重です。
今回は先月のブログでも抜歯の原因で挙がっていた歯周病について話したいと思います。
歯周病が進行していくと歯を支えている歯槽骨をいう骨が溶けてしまいます。
そうすると歯を支えることができなくなってしまい
歯がグラグラしてきて
最終的には抜かなくてはいけなくなってしまったり、
抜け落ちてしまうこともある病気です。
ここで歯周病の原因となるもののうち三つ紹介したいと思います。
まずはストレスです。
先月のブログでも歯ぎしり食いしばりの原因として
紹介されていましたが歯周病ともかかわってきます。
ストレスがあると体の抵抗力が弱くなったり、
生活習慣が変わり歯磨きし忘れたりしてしまうことがあります。
次に不適合な修復物です。
かぶせ物などはどうしても劣化してきてしまいます。
そうすると歯とかぶせ物の段差ができてしまい
そこに汚れがついてしまいます。
これは歯周病だけでなく虫歯の原因となるので
早めに新しい物に変えたほうがいいですね。
最後は歯石です。
歯石はプラーク(磨き残し)が唾液のカルシウムをとくっついてできます。
歯石になってしまうと歯に強くくっついてしまい
歯医者で専用の器具を使わないと取れなくなってしまいます。
歯石は細菌の固まりでその周りにも汚れがついていってしまいます。
残念なことに、歯周病は骨の病気で一度なるとほとんど元には戻りません。
そのため、予防して歯周病を防いだり進行を止めるのが大切となってきます。
予防で大切になってくるのが
定期的な検診・クリーニングで
不適合な修復物や歯石を早く見つけ新しいものに変えたり取り除くこと、
そして毎日の歯磨きです。
毎日する歯磨きでは主にプラーク(磨き残し)をとっていきます。
このプラークの1mg中には数億以上の細菌がいるといわれています。
それが口の中にあると考えると怖いですね。
そこで歯磨きで抑えておいてもらいたい磨き方を二つ紹介します。
一つ目は歯に対して90度に歯ブラシを当てて磨く磨き方です。
この方法は簡単にできるのでプラーク(磨き残し)を効率よく除去することができます。
二つ目は歯に対して45度に歯ブラシを当てる方法です。
これは毛先が歯肉溝(歯と歯ぐきの境目)に入れるようにして磨く方法で、
やり方が少し難しいですが歯周病の予防にとても効果的です!
どちらの方法も強く磨きすぎると歯や歯茎と傷つけてしまうので気をつけてください。
文章やイラストだけではわかりにくいと思うので、
気軽に歯科医師や歯科衛生士に聞いてくださいね!
今回は歯ブラシの当て方を
当院おすすめの歯ブラシで試していただきたいので
当院のおすすめ、ルシェロP!!
ピセラP(みなさんご存じピンクの箱)
より、持ち手が長いんです。
奥まで届き、またヘッドが細いので
すーっと奥まで届く★
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是非お試しください。
また、増税に伴い仕入れ価格も変わりますので
ハブラシ等の歯科雑貨もお値段が多少変わります。
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また、増税後ですが今までお問い合わせが多かった
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