• スタッフブログ

冬季の『口唇乾燥』でお悩みの方へ

こんにちは、副院長の俵谷です。
今回は、冬季の『口唇乾燥』について書いてみたいと思います。

 

 

たねいち歯科

 

 

 

『口唇乾燥』には『口呼吸』が関係しています。

健康的な呼吸法は、空気を鼻から吸い、鼻からはく『鼻呼吸』です。
それに対して『口呼吸』は、空気を口から吸い、口からはく呼吸法を指します。

口呼吸の種類は
①鼻性口呼吸(鼻の病気が原因で鼻呼吸ができない方)
②習慣性口呼吸(日常の習慣や癖が原因で口呼吸の方)
③職業的口呼吸(話すことが多い職業の方は会話中口呼吸をします)
などに分類されます。

口呼吸の問題点は、
①口呼吸は口唇や口の中が乾燥しやすい。そのため、口唇が乾燥して切れやすく、口の中が乾燥して歯肉炎や歯周炎を悪化させる事がある。
②お子さんの口呼吸(お口ぽか~ん)は歯並びが悪くなり、顎の健康な成長の妨げになる。
③空気が口から気道に直接入ることによって、のどの扁桃にウィルス・細菌・アレルギー物質が付着し易い。風邪・インフルエンザになりやすくやアレルギー体質(花粉症など)にもなる可能性がある。
④口呼吸が習慣化することで、舌を挙上する筋肉が弱まる。舌の筋肉が弱くなると、お食事中の『むせ』が多くなる。ご高齢の方は、むせがもとで誤嚥性肺炎を起こすリスクが高くなる。
などがあげられます。

口呼吸の改善は、口輪筋のトレーニングが非常に効果的です。
口唇周囲の筋肉トレーニングなどで、鼻から行う健康呼吸を目指しましょう。

当院では口呼吸改善のトレーニングや指導を行っております。
また、気軽にお家でトレーニングできる「りっぷるとれーなー」(¥210)も販売しております。
お気軽にお声がけください。

 

次回は2月2日に更新予定です。

 
アクセス
MENU
TOPへ