• 院長エッセイ

■No.07■レーザーに対する私の考え

  歯科医学の進歩とともに、治療器具や材料も日々進歩し続けています。なるべく苦痛を少なくし、早く治るように、大学の研究室やメーカーの研究班が開発を続けています。
 最近注目されているのは、レーザーでしょうか。
皮膚科や美容外科では随分以前から使われていましたが、最近歯科治療にもいろいろ応用されてきています。 レーザーと言っても、ヤグレーザー、CO2レーザー、半導体レーザー等いろんな種類があり、それぞれに特徴を持っています。
 レーザーはすばらしい治療器具ではありますが、魔法の器具ではありません。やはり出来る事とできない事があります。今まで行われてきた治療に対して補助的な役割をたすものです。大変高価な機械ですが、なければ絶対治療が出来ない、というものではありません。すべての歯科医院に備わっているわけではないのです。
 私は、「レーザーは単なる治療の道具」という考えですから、レーザーを使用したから特別な費用をいただく、という考えは持っていません。しかし、治療効果や苦痛の程度においては従来の治療法より優れたところが多々あるのも事実です。危険性はほとんどありませんし、歯科医にとっても、患者さんにとっても、大変ありがたいもの。これからどんどん普及していくでしょう。

 
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